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Unity使いの趣味プログラマがUnreal Engineを触って初日に感じたこと

次に作るゲームで通信対戦できるようにしたいと思い色々と調べた結果、現在UnityではP2P通信用のライブラリはサポートされていない事がわかった。一方、Unreal Engineは通信用ライブラリが提供されているらしいので、昨日、入門書を1冊購入し環境をインストールしてコンソールを触ってみた。そこまでで経験したこと、感じたことを記載する。

 

【使用ストレージがunityの倍以上必要と知らず容量逼迫】

Unityは標準のアセットのみで大体15〜20GBのストレージ容量で足りていたが、Unreal Engineは最低40GB前後の容量が必要らしい。古い安物Macを使用している自分が悪いのだが、UnityとXcodeと共存させて使用できると思っていたら容量が逼迫してしまった。。。そりゃあストレージ128GBじゃあきついですよね。。今度はちゃんとしたスペックのPC買おう。

 

【起動後のシェーダーコンパイルでメモリが食い潰され焦る】

Unreal Engine起動後「シェーダーをコンパイル中」のメッセージと共にメモリが100%食い潰され、ファンが回り始める。メモリ8G Bの安PCでは…(以下略)暫くするとコンパイルが全て完了しスムーズに動くようになった。3Dモデルを新規追加した時や光源の変更が起きた場合等に発生するようだ。また、レンダリングのレベル設定を低にすればコンパイル時間は少なくなる模様。

  

【操作用のコンソールレイアウトや構成概念はほぼUnityと同じでちょっと安心】

Unityの場合は「プロジェクト」の中に「シーン」(舞台)があり「オブジェクト」(役者)を配置。オブジェクトにC#JavaScript等プログラムで記載した「スクリプト」(台本)を付与することで構成されている。Unreal Engineも「プロジェクト」の中に「マップ」(舞台)があり「アクタ」(役者)を配置し「スクリプト」(台本)を付与する。名前は違えど実装の概念は似通っているみたいで、理解がスムーズに勧められそうだ。

 

【書籍やWebの情報がUnityより少ない】

体感、Unity:Unreal Engine = 5:1位本屋に並ぶ書籍が少ない。Web上の情報量の差はまだこれから調べていくので把握できていないが、Unityに比べると少ない事が伺える。ただし、Unreal Engineは初心者用の動画サポートが充実しており、最初はそれをみて基本を把握するのが近道なのではないかと思う。

 

【Web上に簡単に公開できるポータルサイトがない】 

Unity roomのように審査無しで公開ができるポータルサイトがない。そのため、公開するためにはios,android等各プラットフォームで公開するか自サーバを立てる必要がある。プロトタイプを公開したいときはAndoroidにリリース申請するかぁ。。

 

 以上、まだ不勉強だが、最初のぱっと見の印象としてはUnityはマシンスペック問わず、初心者〜上級者まで幅広く使えるゲームエンジンUnreal Engineは中級者〜上級者が好んで使う高品質グラフィックのゲームエンジンのように感じた。これから使い込んでいったのちに改めてこの記事を読み返してどう印象が変わっているか見直してみようと思う。