4種のコードで”なんちゃって演奏”しよう。初心者向けコード弾き
ピアノは”楽”器なはずなのに、練習が”苦行”となることが多い。譜読み・ハノン・ソルフェージュなど数ヶ月続けて訓練して初めて成長を感じるものが多いし、初心者は人に披露して恥ずかしくない曲を1曲習得するのにも数ヶ月の労力が要る。楽器の習得は短期で達成感を感じるものが少ないことが挫折の大きな原因ではないかと思う。
そこで、ここでは気軽を曲を通しで弾ける、ピアノで遊びとしての”なんちゃってコード弾き”をお奨めしたい。
■そもそもコードとは
3音以上で構成される和音。”開始音”と”その他の音の組み合わせ方”で構成された記号で表記される。今回の”なんちゃってコード弾き”は”その他の音の組み合わせ方”を4種覚えればOK。
■”なんちゃってコード弾き”のやり方
①4種の簡単コードを知る
②好きな曲のコード譜を検索する
③難しいコードを4種の簡単コードに読み替え
■①4種の簡単コードを知る
下記のメジャー、マイナー、ディミニッシュ、オーギュメントを知る。
■②好きな曲のコード譜を検索する
自分が知っている好きな曲を検索する。”曲名 コード”等で検索するとUフレット等サイトで大体の曲は参照できる。
■③難しいコードを4種の簡単コードに読み替え
コード譜を見ると、Am7、E△7、Cmaj7など、多種のコードが書かれているが、下記簡単コードに読み替え可能。多少音がシンプルにはなるが、数回辿るだけで弾けるようになるはず。弾けるようになったら左手で伴奏、右手でメロディーを弾くもよし。右手でコードを引いて弾き語りのように口ずさむのよし。
■”なんちゃってコード弾き”をすることのメリット
ピアノで”遊ぶ”ことができるようになるので、気軽にピアノに触るハードルが下がり、毎日ピアノに触る習慣化の一助になるはず。やる気のない時に最低限ピアノに触るため、好きな曲のコード弾きをしてみてはいかがでしょうか。